女性に人気の医療事務の仕事はブランク明けの再就職が容易であったり、育児に合わせて時短勤務が可能など一般企業で働くのとはまた違うメリットがあります。これから医療事務を目指す人へ仕事内容や資格取得のアドバイスなどの耳寄り情報をまとめていきます。

医療事務資格の取得方法の解説

医療事務の資格にはさまざまなものがあります。どの資格試験を受けるのかによって勉強の方法も異なります。もちろん、目標を何に定めるのかによっても異なります。
資格取得を目標にするのか就職を目標にするのか、さらに就職する場所にまでこだわるのかといったところです。

まず、医療事務の資格試験ですが、主催によっていろいろな検定があります。ここでは試験の名称と特徴については省きますが、医療事務資格に共通するものとして、医科と歯科があるということを抑えましょう。
医科はいわゆるお医者さんの範疇になります。内科や整形外科、眼科、耳鼻科などで勤めるには医科の知識が必要です。仕事をしていくうえでは診療科は絞られる場合もありますが、資格試験を受ける段階では全身の知識が必要になります。
歯科はその名のとおり、歯医者さんで勤めるのに必要な事務の知識です。医科に比べて口の中のことを中心に勉強していけばいいので、医科よりも楽です。
つまり、取得方法もさることながら、医科の資格を取りたいのか、歯科の資格を取りたいのかによって費やす時間も異なります。

また、資格試験の実施回数も事前にチェックが必要です。医療事務資格の中には2か月に1回、つまり年に6回受験のチャンスがあるものと、年に2回しか受験できないものとがあります。
医療事務資格試験の多くが、医療関連知識や医学知識、医療事務の基礎となる学科と呼ばれるものと、実際に模擬カルテから医療費を計算し、レセプトを作成する実技試験とに分かれます。
学科と実技が合格点に達していて初めて合格となるわけですが、試験の中には科目合格制度を設けているものがあります。これも取得のしやすさに影響を与える要素です。
ここまで資格を取得するにあたって、おさえておきたい概略について説明してきましたが、では、どうやって勉強をすすめていけばいいのでしょうか。次に専門学校、通信講座、独学の場合のメリットデメリットについて説明します。

専門学校・通信講座・独学、どの勉強法が1番多い?

専門学校の場合は、医療事務関連のさまざまな資格が取得できることが最大のメリットです。また効率よく教えてもらうことができることもメリットの一つです。
医療事務資格の中でも難関と呼ばれる試験に対しても対策ができているため、資格取得のしやすさという点もメリットといえるでしょう。デメリットとしては、お金がかかることと、期間を要することです。
たいてい在籍期間が2年なので、欲しい資格を取ったら簡単にやめられるというものでもないようです。
通信講座のメリットは専門学校に比べるとお金が抑えられる点と、働きながら学ぶことができるという点、一つの資格に特化しているという点です。デメリットは通信講座とはいえ、自分の意志に左右されるという点です。
ある意味、独学とかわらない部分があります。ただ、最近ではネットで相談できる環境を整えている講座もあるようです。
独学の最大のメリットはお金がかからないということです。テキストを読めば独学も可能ですが、とっつきにくさもあると思います。
医療事務はもともと資格に関係なく働くことができる職種のため、既に医療機関にお勤めの方が自身のスキルアップのために勉強をされるなら独学で十分だと思います。
それは職場に質問できる人がいるからです。そういう環境にない人にとっては独学は難しいでしょう。

もし、あなたがまだ若いのであれば、専門学校に進学して勉強するのが一番効率的です。専門学校の場合は資格取得だけでなく、実際に実習で現場を知る機会もあるからです。
また、求職中の方で時間に余裕があれば、雇用保険を使った職業訓練の場を利用するといいでしょう。安い費用で雇用保険からお金をもらいながら勉強できるメリットがあります。